まずは見てもらうことが大切です。

目的のホームページを探すとき、ユーザーはYahoo!やGoogleといった検索エンジンで、関連するキーワードで検索して目的のホームページを探します。
しかし、多くの人は20件(2ページ)位までの結果しか見ないのが現実です。そこで必要となってくるのが、上位表示させるための「SEO」と呼ばれる技術です。
コクア・デザイン・オフィスでも、SEOを取り入れ、日々集客を行っています。SEOとは、「 Search Engine Optimization 」の略称で、日本語では「検索エンジン最適化」や「検索エンジン上位表示」などと呼ばれます。
数年前までは「SEO」とは何であるかといった説明をすることが多かったのですが、最近では「SEO」という言葉や技術は 一般的になりつつあり、お客様の方から自社サイトに「SEO」を導入して欲しいといったご依頼を頂くことも増えました。

SEO対策の8つのポイント

① SEO対策キーワードの選定

SEOにおける最重要対策ともいうべきなのが、SEO対策キーワードの選定です。
先ほど述べたとおり、私たちはインターネット上で情報を探すとき、その情報に関連のあるいくつかのキーワードを使って検索します。このときに検索結果の上位に自社のホームページを表示させることができれば、ターゲットユーザーをホームページへ誘導できます。
つまり、「ターゲットユーザーが検索時に使用するであろうキーワード」で上位表示させることが、SEO対策の第一歩なのです。

②HTMLのチューニング

2つ目のポイントは、HTMLタグのチューニングです。GoogleやYahoo!といった検索エンジンの実態は、コンピュータのプログラムです。最近はAI技術の進歩によりテキストデータ解析の精度が上がってきているようですが、それでもやはり人間のように柔軟に文書を読みこなせるわけではありません。そこで、HTML文書をできるだけ検索エンジンに分かりやすい形に整えてあげるのです。
また、検索エンジンがコンテンツをクロールしやすいよう、HTMLの構造を整えてあげることも大切です。HTMLは文字の色やレイアウトといったデザインを表現するためではなく、文書の構造を記述するための言語です。
構造がきちんとわかるように、HTMLのタグを正しく使うことが大切です。

③外部サイトからの被リンク

3つ目のポイントは、外部サイトからの被リンク獲得です。被リンクの数だけで勝負するようなSEO対策は、現在ではほとんど意味がありません(むしろ、行き過ぎた被リンク獲得施策はスパム扱いされてペナルティを受けるリスクすらあります)。
しかし、そうはいっても、外部サイトから全くリンクされないようなサイトとそれなりにリンクされているサイトのどちらがよいサイトなのかは、あえて考えるまでもありません。また、検索エンジンがインターネットを巡回(クローリング)してインデックスを作成する際にもページ間のリンクをたどりますので、他のページからリンクされていた方が巡回されやすくなるともいえます。

④検索エンジンのインデックスを促す

4つめのポイントは、検索エンジンのインデックスを促す対策を打つということです。
検索エンジンはインターネットを巡回してどんなホームページがあるかを調査し、見つけたページをデータベースに登録していきます。これをWebサイトのインデックスと呼びます。インデックスされていないページは「まだ検索エンジンに知られていない」ということで、検索結果に表示されません。
インデックスは検索エンジンのクローラー(スパイダー)と呼ばれるプログラムによって自動的に行われ、こちらから「インデックスしてよ」と依頼することはできませんが、インデックスを促すためにできることはいくつかあります。

⑤パンくずリストをつける

5つ目のポイントは、パンくずリストをつけること。パンくずリスト、はホームページ内のコンテンツの階層構造をユーザーに示すためのパーツで、通常はホームページの左上あたりに、階層を並べたハイパーリンクの形で配置されます。ホームページにパンくずリストを設置すると、訪問者が「今、ホームページの”どこ”にいるのか」を把握しやすくなりますので、ユーザビリティの向上に役立ちますが、サイト内の階層構造をリンクの形で示すものでもあるため検索エンジンのクローラにとっても「道案内」の役割を果たし、SEO対策にも少なからず貢献するのです。

⑥ページ表示速度の改善

6つ目は少し技術的な話になりますが、ページの表示速度を改善するということです。
表示するのに著しく時間のかかるページはユーザビリティの面で劣るため、SEO的には不利であるとされています。もしも、表示されるのに10秒以上かかるなど著しく遅いのであれば、改善を検討しましょう。
ページの表示速度を改善する方法はいくつかありますが、ざっくりフロントエンドの対策とサーバーサイドの対策とに分けて考えることができます。フロントエンドの対策としては、ページ内にあまり大量の画像や動画などを表示しない、画像のサイズを小さくする、大量のCSSファイルやJavaScriptファイルなどを読み込ませない、といった工夫を挙げられます。
HTMLのチューニングや被リンク対策などを行ったうえで、どうしても結果が出ない場合は、こういった対策についても検討してみるとよいでしょう。

⑦良質なコンテンツを増やす

7つ目のポイントは、良質なコンテンツを増やすということ。
ホームページの主役は結局のところコンテンツですから、良いコンテンツをコツコツと作り続けることが、地味なようでも最良のSEO対策になります。
もちろん、やみくもにコンテンツの量だけ増やせばよいというものではありません。
ターゲットユーザーがどのような情報を求めているかをきちんと把握し、適切な情報を分かりやすい形で提供することが大切だといえます。

⑧SNSでのシェアについて

最後に、SNSでのシェアがSEOに関係するかどうかについてお話しておきましょう。
SNSが一般に普及し、いろいろな意味で私たちの生活に重要な役割を果たすようになりました。
このSNSに関して、「SNSでたくさんシェアされたページの検索順位が上がった」という現象が時折見られます。
これを受けて、SEO対策のためにSNS上でのシェア獲得に取り組むケースがありますが、Googleは2015年8月の時点で「SNS上でのシェアと検索順位の間に直接の関係はない」と回答しています。

ただ、この回答にある「直接の」というのがポイントです。つまり「間接的な効果」は否定していません。SNSでたくさんシェアされるページというのは、そもそもユーザーに好まれる良質なコンテンツであると考えることはできます。また、SNS経由でそのページのコンテンツを見たユーザーがブログからリンクを張ることで、被リンクの数が増える効果も期待できます。
シェアやいいねを増やすためにスパム的な活動をするのではなく、「SNSでシェアされるような(良い)コンテンツを作る」よう心がけることが、結果的にSEO対策につながると考えることはできそうです。